インフラ勉強会セッション 「沼への誘いLT大会」で2本登壇しました
インフラ勉強会で2019/7/6に開催された「沼への誘いLT大会」に2本登壇しました。
1本目 「バイク沼への招待」
2本目 「教育のすすめ」
2本目は他の方のLTを聞きながら急遽当日作ったので雑です。 私の他にも2本目をやった方が何名かいらっしゃいました。
他の参加者の方のLT内容は以下の通りです。
- 聖地巡礼について
- インフラエンジニアのためのコーヒー入門5分版
- カレーの沼
- 業務スーパー
- 瑞雲について
- 直売のすすめ
- 弱虫ペダル
- 水族館について
- 放送大学について
- アルフォートのすすめ
- The Tee Tokyoのススメ
LT大会 概要
- 自分の「大好き」をふんだんにアピールするための5分をあなたに!!
- ジャンルは問わず
- 自分の「大好き」を5分間でどれだけ伝えられるかのスピーチ練習
1本目「バイク沼への招待」
- バイクかっこいい!!
- 乗らなくてもいいから見て!!
2本目「教育のすすめ」
- 教育はいいぞ
- 教育はチームをパワーアップするチャンス
- 教育される側だけじゃなく教育する側にもメリットがある
- 教育は「ルーティング」と「ナビゲーション」
- メモは教える側が取ればいい
kiitokでキャリア相談をした
kiitokで自分のキャリアの方向性や今の市場価値について相談してきました。
kiitokとは
現役のエンジニア(EM, VPoE, CTO)と1:1で転職を前提とせずに話せるサービスです。
※2019/06/11現在、α版としての新規申込は停止中ですが、近々β版が公開されるはずです。 ※以降の記載は、α版当時の情報です。
申し込み
α版では申込にはFacebookアカウントが必要でした。 申込後の日程調整やメンターの指名、案内はFacebookのMessengerで行いました。
申込時に入力した情報は以下の内容です。
- 相談したい内容
- キャリアの相談、市場価値、転職相談など複数選択式
- 面談可能候補日
- カレンダーをクリックしていくとテキストエリアに日付が入力されるタイプでした。おもしろい。
- 備考
- メンターの希望など
- 指名でもいいし、「こんなことが相談できる人」でもよさそうでした(自分は後者にしました)
- ここに悩んでること、相談、聞きたいことを書いておくとたぶんスムーズ
- 経験したプロジェクト
- 「相談したい内容」によっては入力必須
- 職務経歴
- これまでどんな会社で、何をしてきたか
- 気軽に相談できるサービスですが、キャリアの棚卸しは事前にしておいた方がいいです
- 自分はテキストでの簡単な職務経歴の他にGoogle Driveに置いた職務経歴書のURLもつけました
メンター
たなべすなおさんにお願いしました。
↓インタビュー記事
理由は、インタビュー記事にある「『嫌なことを拾ってくれる人』で終わらないために」の部分が自分の今の姿に近いような気がしたからです。
今はシステムエンジニアですが、コードをゴリゴリ書くわけではなく、プロジェクト内の課題であったり教育、マネジメントであったり「やらなきゃいけない/やった方がいいけど誰も積極的にやろうとしないこと」を拾って進めていく立ち回りをしています。
↑が、「嫌なことを拾ってくれる人」にあたるのかな…と考えました。
相談内容
相談した内容は大きく以下の2つです。
以前からこのような悩みはありましたが、社内ではなく外部の方に相談したいと思っていました。
キャリアについて、少なくとも今自分が目指したい方向性について自社内にロールモデルや理解してくれそうな人がいなかったからです。
当日の会話
面談は約40分間、Zoomで行われました。
開始時間は19:00だったので、メンターの調整ができれば、夜間でも対応可能ということのようです。
目指す方向性の言語化
「エンジニアリングマネージャ『のような』方向性」と書いたように、相談前は目指したい方向性をなんと表現すればいいのかわかりませんでした。
目指す方向性の言語化や、言語化したものを他の人が受け取ったときにイメージがずれないかを会話しながら詰めていきました。
「ズバリこれ」というものはなく、「エンジニアリングマネージャ」「スクラムマスター 」「PM」「PMO」あたりがターゲットで、特に「エンジニアリングマネージャ」は、SIの会社と事業会社(自社サービス)でイメージが違うことがあるから考えた方がいいという流れでした。
今の自分はどう見えるか、市場価値は?
職務経歴書や話してみた感じでどんな印象を受けるか、どんな価値がありそうかを聞きました。
職務経歴書の印象は「おもしろい」らしいです。
今の段階でエンジニアの割にマネジメントや教育の経験があるからかな?
資格もそれなりに取っているので「自主的な勉強もできそう」という印象もあるとのこと。
最近は、組織論や組織作り、制度設計、経営のことを勉強しています。
市場価値として、ビジネスのことを考えられて、現場のこともわかるような「ビジネスと現場をつないで話せる人」は貴重らしいので勉強はこれからも進めていきたいと思います。
面接で見られるとしたら
- エンジニアリングマネージャとして、技術もわかっておいてほしいから「どれだけ技術がわかってるか」
- 現場の問題にどれだけ正しくジャッジできるか
その他
- リスク
- 求人の探し方
フィードバック
実施後に面談に関する以下の情報がもらえます。
- 面談レポート
- 録音データ
- 録画データ
感想&今後
面接といった選考目的以外で第三者に評価してもらう機会はあまりないと思っていて、特に自分が目指したい方向性にいる方に見てもらえるのはとても有意義な体験でした。
評価してもらえたのももちろんうれしかったですし、これからの方向性も100%ではありませんがはっきりさせることができました。
特に業務外で勉強していることは「キャリアとしてプラスになるか」の判断を自分自身ですることは難しいので、相談できてよかったです。
実施後のアンケートの中で「継続的な面談」について言及されていたので、β版で続的な面談を受けられるサービスになると思います。
定期的に市場価値や方向性を確認する機会として活用できたらと思います。
自分自身も「メンター」として他の人のキャリア相談に乗れるようになりたいです。
医療×ITの考察
いろいろ考えていたら書き出して整理したくなったのでブログに書きます。
きっかけ
電車の車内広告で湘南美容クリニックの「AGA オンライン診療」を見たことがきっかけで考え始めました。
↓これ AGAオンライン診療|湘南美容クリニックAGA植毛薄毛治療
目に留まったポイントは2つ
- 名古屋に「東京」の広告
- 「オンライン診察」
名古屋に「東京」の広告
名古屋にいて、全国展開のサービスや製品など「地域に限定しない」広告を見たことはもちろんあります。 それ以外の例えば、関東、関西、北陸地方の広告と言えば、旅行や大学ぐらいしか印象にありませんでした。
そんな状態で住所に「東京都…」と記載があるのが目に入り、ちょっと気になりました。
オンライン診療
車内広告でオンラインと言えば英会話のイメージだったんですが、「オンライン診療」とは…
どうもスマホのカメラを使って画像を撮影 or ビデオ通話しながら診察を受け、状態に合わせた薬を郵送で受け取るというスタイルのようです。
IT×医療
上記のオンライン診療は、画像やビデオ通話を使って診察をします。 このようにIT技術を医療に用いるにはどういうポイントがあるんだろうと考えてるうちに浮かんできたことをまとめます。
診察と治療
「診療」という言葉の通り、医療行為は、「診察」と「治療」に大きく分けることができます。 それぞれについて考えていきます。
診察
まず、状態を把握するために診察が必要です。 または、治療の後の経過観察もここでは診察に含めます。
状態を理解するには大きく以下4つがあります。
- 問診
- 目視
- 検査
- 触診
問診
「問診」は、「どのような自覚症状があるか」「いつからか」など、医師(診察する側)が対話により状況を把握する手段です。 単純な言葉のやり取りだけであればチャットで代用できるかもしれません。
しかし、実際の問診では、患者がうまく言葉に表現できない場合であったり、問診とともに目視による診察を同時に行っているケースがあります。
「うまく言葉に表現できない」という課題に対しては、択一式のアンケートが使えるかもしれません。 表現がある程度統一されていれば、そこから統計的な診断データにも応用できるかも?
目視
「目視」は、最初に挙げた「オンライン診療」で診察している部分になります。 「視覚」「見る」ということに関してはITは強く手軽な手段になっています。
AGAのように目視だけでもある程度診察が可能なジャンル(科?)だとこれだけでも、「通院コスト」が削減できます。
検査
次に、「検査」ですが、どのような検査をするかによって大きく変わります。 例えば、「血圧」や「体重」であれば家庭用の機器がありますが、レントゲンやMRIは大型の機器が必要になるためどうしても足を運ぶ必要があります。
体重計は、最近ではスマホに結果が連携でき、日々の結果を記録することもできるので、そのようなデータをもとに診断することは可能だと思います。
一方で、大型機器の場合も、「診察をしてもらう病院に行く」のではなく、試験のテストセンターのように「検査ができる場所」に行き検査し、 検査結果を医療機関が参照することができれば、必要なインフラは「病院」から「検査機器」に代わりコストは多少小さくできるのではないでしょうか。
しかし、この方法にも「探索的な診断がしづらい」という欠点があります。 つまり、病院のように一拠点で検査と診断ができれば、検査 → 診断 → 別の検査というように原因を探索しながら治療することがありますが、 拠点が別々だとコストがかかる可能性があります。コストは患者に負荷をかけることにもなります。
入院も同様なので、病院としての施設はこれからも必要になるでしょう。
触診
最後に、「触診」です。これが一番難しいと思います。 ITは、「触覚」に関してまだまだ発展途上であり、製品としてはおおざっぱな「重さ」「硬さ/柔らかさ」がわかる程度なのではないでしょうか。 これが医療の診察として必要な精度になるにはまだ時間がかかりそうです。できるとしても「家庭で気軽に」とはいかなさそうです。
治療
ここでは特定した原因や患部に対して対処する行為を「治療」と定義します。 治療の例として以下の2つを挙げます。
- 外科的治療
- 投薬
もっといろいろあるとは思いますが、思いつく限りということでご容赦ください。
外科的治療
例えば手術であったり、手術とまではいかない切開や縫合があたります。 (皮膚科でイボを液体窒素で焼くのは含まれる?)
これには高度な技術と適切な器具が必要になります。 衛生面でも清潔な環境が必要ですし、内視鏡手術のように大がかりな器具が必要な場合があります。
「家庭で気軽に」は難しいですが、ドラマやマンガの世界では、外科手術はよく取り上げられ、先進的な描写がされることがあります。
例えば、「医師が遠隔で器具(機器)を操作し手術する」。 これは1人の医師が(設備さえあれば)世界中のどこにいる患者でも手術ができるというものです。
マンガ「宇宙兄弟」では、地球からISS(国際宇宙ステーション)にいる宇宙飛行士の手術を行うという描写があります。
このように通信技術により地理的な制約を排除できるというメリットがあります。
ただし、実際には、通信による遅延(ラグ)が信号の欠落が成果(治療)に大きな影響を与えるため、十分な設備・環境をそろえる必要があり現状ではとても高価でしょう。
別の視点から、手術そのものをロボットが行うことも考えてみましたが、人体構造は工業製品のように決まった規格・サイズで作られているわけではないので難しいでしょう。 (結果の責任をだれが負うかという点でも車の自動運転と同様に議論を呼びそうです)
投薬
投薬は、飲み薬、塗り薬、点鼻薬、点眼薬など、患者自身が扱えるものと、点滴など投薬自体に医療行為が必要なものがあります。
前者は、冒頭の例で挙げたように患者に届ける輸送手段さえあればなんとかなりそうです。 また、処方箋情報さえ発行できれば患者が住む近くの薬局で入手するということも可能かもしれません。
後者は、「診察」の「触診」と同様に専門技術を持った人が対応する必要があり、「外科的治療」のように患者の人体に影響を受けます。 「点滴がなくなったら取り換える」ように単純な行為であればできる可能性がありますが、そのようなケースは多くなさそうです。
まとめ
思いついた内容をテキストにしただけなので、まとまりはないかもしれません。
医療分野のITというと、電子カルテが話題に挙がることが多いように思います。
情報共有だけでなく、「遠隔の診療」という分野でも活用が進むともっといい世界になるのではと思います。
ITに限らない医療サービスとしては旅行中に病院にかかるときに母国の医師と会話できたり、現地の医師とのコミュニケーションを仲介してくれるというのがあるとうれしい。