インフラ勉強会セッション 「仕事ごっこ」読書会 第1話
インフラ勉強会で2019/8/2に登壇したセッションです。
2019/7/6に発売された「仕事ごっこ ~その“あたりまえ”,いまどき必要ですか?」の各話にの読書会の第1話の回です。 当日は、著者の沢渡あまねさんにもご参加いただけました。 インフラ勉強会では、これまで沢渡あまねさんの著書の中の「問題地図シリーズ」についても読書会を行っています。
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概要
- 第1話あらすじ
- 紙の書類を作る、送る、処理するって無駄が多いよね 時間もかかるし
- 今だったら他にどんな手段があるだろう どんな効果があるだろう
コメント要約
「」がいただいたコメント(意訳)です。
- 「最近は、プリンター出すのすら鬱になる。プリンター鬱ってマジであると思う。」
- 私もプリンター使う頻度減りましたね。出力よりもスキャンのために使うことの方が多い気がします。
- 置くのも場所を取るし、頻度が少ないからとしまっておくと、出すのがめんどくさいです。
- 「仰々しい資料に捺印ミスや誤記したときの絶望感」
- 電子ファイルであれば直したりするのも簡単ですが、捺印や手書きがあるとミスをする確率も上がり、やり直しのコストも高いですよね…
- 「季節のあいさつ毎回ググる!」
- 私も書かなきゃいけないとなったら毎回ググります。
- 間違っていても気づかないです。
- 「拝啓 敬具」
- これもよくわからないですね。「そう書くもの」としか認識してないです。
- 「頭紙とかも地味に厄介なんですよね。日付なおさなきゃいけなかったりするし。ここ数年は頭紙やめて、封筒に一言『よろしくお願いします』とだけ手書きしています。」
- 「宅配便の送り状も大変つらい」
- 「手先が不器用だから、うまくハンコ押せない」
- ハンコもきれいに押すための準備が必要だったりでめんどくさいですね。
- 「郵送料金ってわりと出たとこ勝負なのが困るのよね。サイズや重さで変わるから、郵便局にもっていくまでいくらか分からないケースも。」
- サイズとか重さとか、最近だと消費税とか…
- 調べるより窓口に持って行った方が確実なのでそうしています。
- 「切手また値段変わりますしね…。」
- 「どうしても郵送求められる相手には、相手先(クライアント先)に行ったときに手渡しするマン」
- 「頻繁に訪問してるお客さんに郵送するのはよろしくないですね…」
- 直接訪問する機会があるのであればそのついでに渡した方が確実ですよね。
- 添え状、送り状も省略できそう。
- 「税理士さんによって紙がいるって言い張られることもあり…。」
- 経理や監査のために原本が必要とされるケースもありますね。
- 本当に必要なケースもありますが、「これまでそうしてきたから」と求められるケースもありそうです。
- 「単なる習慣的口癖で「郵送」といっているパターンもあります。PDF添付で返したら、それ以上なにもいわれなかったことも多々あります。」
- 「電子申告もうちょっと楽にできるといいんですけどね~。」
- そうですね。捺印や署名など、本人確認の部分が電子化し、受け入れられるようになればかなり進むと思うんですが…
- 「PDFで請求書を送ってきたベンダーさん → そのまま経理に提出「紙で出して?」 → ベンダーさんに確認「いや、電子のみです」 → そのまま押し通せた」
- 言ってみたら/やってみたら意外と何も言われないということもあるようですね。チャレンジしてもいいかも。
- それきっかけで運用が変わってくれたらうれしいですね。
- 「手書きでサイン楽でよいですよね>タブレットとか 実印制度も誰得なのだろうと」
- 「外国人の場合どうするかという問題もありそう。」
- アルファベットにしろ、カタカナにしろ印鑑だと文字数の限界がありますよね。
- 文化的に「そういうもの」で通用しないでしょうし。
- 「経費の受領はまだハンコ」
- 「秘技 ハンコを押したら書類を羽根のようにパタパタさせながら自席に戻ると乾いてる」
- 「複数の承認印が必要な時の社内ランニングが疲れる…」
- 「みんな内心「メンドクセ」と思ってるやーつ」
- 「でも、変える作業も面倒 そういう思考なんだと思う。」
- 「変えるのもたしかに面倒。しかし、ある意味、働き方改革ブームって変えるための大義名分つくりやすいから、いまのうちにやっちゃうのは大いにありだと思います。」
- 「紙はテレワーク/リモートワーク、出張多い人の敵。」
- これから働き方も多様化していく中で紙は足を引っ張りますよね…
感想
「仕事ごっこ」は強烈なパワーワードで、これをきっかけにいろいろな運用が見直されるきっかけになればいいと思います。
ルールや運用手順ができた当時と現在では、環境が異なります。 当時は効率的で現実的だったとしても、現在の環境に照らし合わせると、より効率的、現実的な選択肢が増えているはずです。 ルールや運用手順は一度決めて終わりではなく、見直し、適応していく必要があります。
きっかけを自らで作り出すことは難しいこともあるので、外部の資料や本をうまく使っていきましょう。
今後、「仕事ごっこ」の読書会はまだまだ続いていきますので、興味のある方はぜひご参加ください。