kiitokでキャリア相談をした
kiitokで自分のキャリアの方向性や今の市場価値について相談してきました。
kiitokとは
現役のエンジニア(EM, VPoE, CTO)と1:1で転職を前提とせずに話せるサービスです。
※2019/06/11現在、α版としての新規申込は停止中ですが、近々β版が公開されるはずです。 ※以降の記載は、α版当時の情報です。
申し込み
α版では申込にはFacebookアカウントが必要でした。 申込後の日程調整やメンターの指名、案内はFacebookのMessengerで行いました。
申込時に入力した情報は以下の内容です。
- 相談したい内容
- キャリアの相談、市場価値、転職相談など複数選択式
- 面談可能候補日
- カレンダーをクリックしていくとテキストエリアに日付が入力されるタイプでした。おもしろい。
- 備考
- メンターの希望など
- 指名でもいいし、「こんなことが相談できる人」でもよさそうでした(自分は後者にしました)
- ここに悩んでること、相談、聞きたいことを書いておくとたぶんスムーズ
- 経験したプロジェクト
- 「相談したい内容」によっては入力必須
- 職務経歴
- これまでどんな会社で、何をしてきたか
- 気軽に相談できるサービスですが、キャリアの棚卸しは事前にしておいた方がいいです
- 自分はテキストでの簡単な職務経歴の他にGoogle Driveに置いた職務経歴書のURLもつけました
メンター
たなべすなおさんにお願いしました。
↓インタビュー記事
理由は、インタビュー記事にある「『嫌なことを拾ってくれる人』で終わらないために」の部分が自分の今の姿に近いような気がしたからです。
今はシステムエンジニアですが、コードをゴリゴリ書くわけではなく、プロジェクト内の課題であったり教育、マネジメントであったり「やらなきゃいけない/やった方がいいけど誰も積極的にやろうとしないこと」を拾って進めていく立ち回りをしています。
↑が、「嫌なことを拾ってくれる人」にあたるのかな…と考えました。
相談内容
相談した内容は大きく以下の2つです。
以前からこのような悩みはありましたが、社内ではなく外部の方に相談したいと思っていました。
キャリアについて、少なくとも今自分が目指したい方向性について自社内にロールモデルや理解してくれそうな人がいなかったからです。
当日の会話
面談は約40分間、Zoomで行われました。
開始時間は19:00だったので、メンターの調整ができれば、夜間でも対応可能ということのようです。
目指す方向性の言語化
「エンジニアリングマネージャ『のような』方向性」と書いたように、相談前は目指したい方向性をなんと表現すればいいのかわかりませんでした。
目指す方向性の言語化や、言語化したものを他の人が受け取ったときにイメージがずれないかを会話しながら詰めていきました。
「ズバリこれ」というものはなく、「エンジニアリングマネージャ」「スクラムマスター 」「PM」「PMO」あたりがターゲットで、特に「エンジニアリングマネージャ」は、SIの会社と事業会社(自社サービス)でイメージが違うことがあるから考えた方がいいという流れでした。
今の自分はどう見えるか、市場価値は?
職務経歴書や話してみた感じでどんな印象を受けるか、どんな価値がありそうかを聞きました。
職務経歴書の印象は「おもしろい」らしいです。
今の段階でエンジニアの割にマネジメントや教育の経験があるからかな?
資格もそれなりに取っているので「自主的な勉強もできそう」という印象もあるとのこと。
最近は、組織論や組織作り、制度設計、経営のことを勉強しています。
市場価値として、ビジネスのことを考えられて、現場のこともわかるような「ビジネスと現場をつないで話せる人」は貴重らしいので勉強はこれからも進めていきたいと思います。
面接で見られるとしたら
- エンジニアリングマネージャとして、技術もわかっておいてほしいから「どれだけ技術がわかってるか」
- 現場の問題にどれだけ正しくジャッジできるか
その他
- リスク
- 求人の探し方
フィードバック
実施後に面談に関する以下の情報がもらえます。
- 面談レポート
- 録音データ
- 録画データ
感想&今後
面接といった選考目的以外で第三者に評価してもらう機会はあまりないと思っていて、特に自分が目指したい方向性にいる方に見てもらえるのはとても有意義な体験でした。
評価してもらえたのももちろんうれしかったですし、これからの方向性も100%ではありませんがはっきりさせることができました。
特に業務外で勉強していることは「キャリアとしてプラスになるか」の判断を自分自身ですることは難しいので、相談できてよかったです。
実施後のアンケートの中で「継続的な面談」について言及されていたので、β版で続的な面談を受けられるサービスになると思います。
定期的に市場価値や方向性を確認する機会として活用できたらと思います。
自分自身も「メンター」として他の人のキャリア相談に乗れるようになりたいです。